脱、保険貧乏!「遺族年金」の仕組みの解説

死亡保険

本日は、死亡保険の加入を考える上でベースになる、遺族年金の制度について解説いたします。

きちんと知ることで、過剰な死亡保険に入ることを防げるので、ぜひご覧ください。

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遺族基礎年金について

遺族基礎年金は、自分の子供が18歳になった年度末まで(≒高等学校卒業まで)受給できます。

金額は定額で、ベースが780,900円/年で、加えて子供の人数毎に224,700円/年(3人目以降は74,900円/年)が受給できます。
※2021年度の金額です。

ですので、

高校生以下の子供が2人のときは、1,230,300円/年(=780,900円/年+224,700円/年✕2人分)
高校生以下の子供が3人のときは、1,305,200円/年(=780,900円/年+224,700円/年✕2人分+74,900円/年✕1人分)

が受給できます。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html

遺族厚生年金について

遺族厚生年金は、収入比例で金額が決まります。

計算式は以下の通りです。

2003年3月まで収入に対して:平均月収(※ボーナス抜き)×0.7125%×保険料納付月数×75%
2003年4月以降の収入に対して:平均年収(※ボーナス込み)÷12カ月×0.5481%×保険料納付月数×75%
※保険料納付月数は最低25年(=300カ月)払ったものとして計算されます。

収入から簡易計算考えると以下くらいになります。


※全て2003年4月以降の収入に対して計算した場合です。
※保険料納付月数は300カ月以下だった場合の金額です。

補足情報ですが、老齢年金と同様に、収入比例で増える老齢厚生年金の金額は、
月収だと62万円、ボーナスだと1回150万円が上限です。

受給できる期間・金額は、男女差があります。

女性が受給できる期間は65歳までです。
(※しかし老齢厚生年金の金額が遺族厚生年金より下回る場合、遺族厚生年金の金額を65歳以降も受け取れます。)

また夫をなくしたタイミングで18歳以下の子供がいない40歳以上の女性、もしくは末子の年齢が18歳なった年度末を過ぎた(=遺族基礎年金の受給が終わった)女性には、
中高齢寡婦加算といい、65歳まで585,700円/年が受給できます。

男性は、遺族基礎年金の受給が終了すると、遺族厚生年金の受給も終了します。
またもちろん、中高齢寡婦加算の受給もできません。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html

具体例(35歳夫婦、子供2人の場合)

具体的に計算してみましょう。
年収500万円の35歳男性、年収500万円の35歳女性、3歳の子供、0歳の子供の4人家族を仮定します。

もし男性側が亡くなってしまった場合、受給金額は以下の通りです。

女性が35~50歳:1,744,144円/年(≒145,000円/月)
女性が50~53歳:1,519,444円/年(≒126,000円/月)
女性が53~65歳:1,099,544円/年(≒91,000円/月)

結構貰えますね。

 

一方で女性側が亡くなってしまった場合、受給金額は以下の通りです。

男性が35~50歳:1,744,144円/年(≒145,000円/月)
男性が50~53歳:1,519,444円/年(≒126,000円/月)
男性が53~65歳:0円

こちらも結構貰えますが、53歳以降0円というのは気になります。
子供もまだ大学生の可能性がありますし。

最後に

いかがでしたか?

私がFP相談を乗っていた家庭でも、保険の営業マンから遺族年金の説明をされなかったという家庭は非常に多かったです。

皆さんが保険料の支払いを削減でき、資産形成に回せると幸いです。

「自分の場合はいくらなんだろう」と気になった場合には、私まで連絡いただければと思います。

その他色々は知識をブログでご紹介していきます。
個別にご相談も受けれますので、Twitterまでご連絡いただけますと幸いです。

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