【どっちがオススメ?】学資保険 vs 投資信託

つみたてNISA

こんにちは。

本日は、学資保険と投資信託のどちらが優れているのか、という観点で記事を書いていきます。

FPとしてよく相談に乗るトピックなので、是非ご覧ください。

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そもそも学資保険とは?

学資保険には2つの機能があります。

それは、

・貯蓄機能
・死亡保障機能

です。

例えば、子供が18歳の時に学資満期金300万円が給付される契約の場合、

・18歳まで保険料を払い続けた場合:300万円の学資満期金を受け取れる
・18歳までに契約者(=親)が死亡or高度障害に該当した場合:その時点で保険料支払いが免除される ※子供が18歳時点で学資満期金300万円は満額受け取れる

という内容が多いです。

このように、貯蓄と死亡保障の確保を同時にできるのが、学資保険です。

結果発表

結果だけ先にお伝えします。

この場合、投資信託の利回りが0.5~0.6%を上回るかどうかが基準となります。

・投資信託の利回りが0.5~0.6%以上→投資信託+掛捨死亡保険の勝利
・投資信託の利回りが0.5~0.6%以下→学資保険の勝利

具体的な計算内容を、ご紹介します。

計算内容

今回は30代の男性の親と、0歳の子供を仮定して算出しました。

学資保険の中でもリターンが高めな某生命保険会社の商品で、学資満期金は300万円に設定しています。

払込年数は以下2パターン(子供が18歳までor10歳まで)の両方で算出しました。

また投資信託側については、投資信託のみだと死亡保障が確保できません。

そのため、掛捨の死亡保険300万円に加入をしたと仮定して、残りの資金で運用した場合で計算しております。(※投資信託への積立資金=学資保険料ー掛捨死亡保険料)

掛捨の死亡保険は、比較的コストが安い某生命保険会社の金額を参考としております。

パターン①(学資保険は18年払込み、満期金受取は子供が18歳時点)

学資保険の内容

以下の内容です。

<学資保険>
・学資満期金:300万円
・保険料:13,770円/月
・保険料払込期間:18年間
・死亡/高度障害保障:保険料払込免除

その他には何も加えず、この学資保険1契約であったと仮定します。

投資信託+掛捨死亡保険の内容

以下の内容です。

<掛捨死亡保険>
・死亡/高度障害保障 300万円
・保険料:486円/月
・保険料払込期間:20年間 ※途中解約の手数料等無し

よって、投資信託へ積立てられる金額は、13,284円/月(=13,770円/月ー486円/月)✕18年間となります。
この金額を運用したとすると、資産額は以下の結果となります。

<資産運用シミュレーション結果>
・利回り0%の場合:税引後2,869,344円
・利回り0.50%の場合:税引後2,976,288円(税引前3,003,023円)
・利回り0.60%の場合:税引後2,998,458円(税引前3,030,736円)
・利回り0.61%の場合:税引後3,000,689円(税引前3,033,525円)
・利回り1.00%の場合:税引後3,089,861円(税引前3,144,990円)
※13,284円/月✕18年間の積立運用

このように、パターン①では0.61%辺りが、優劣の分岐点となりそうですね。

ちなみに女性のパターンで計算すると、掛捨保険料がもう少し安くなるので、より低い利回りでも投資信託が勝ちます。

パターン②(学資保険は10年払込み、満期金受取は子供が18歳時点)

学資保険の内容

以下の内容です。

<学資保険>
・学資満期金:300万円
・保険料:24,150円/月
・保険料払込期間:10年間
・死亡/高度障害保障:保険料払込免除

その他には何も加えず、この学資保険1契約であったと仮定します。

パターン①と違い、保険料を10年間で払い終える金額ですので、死亡/高度障害保障も10年間ということになります。

投資信託+掛捨死亡保険の内容

以下の内容です。

<掛捨死亡保険>
・死亡/高度障害保障 300万円
・保険料:387円/月
・保険料払込期間:10年間 ※途中解約の手数料等無し

よって、投資信託へ積立てられる金額は、23,763円/月(=24,150円/月ー387円/月)✕10年間となります。
また積立終了後も、投資を継続できる期間が8年間あります。
この金額を運用したとすると、資産額は以下の結果となります。

<資産運用シミュレーション結果>
・利回り0%の場合:税引後2,852,560円
・利回り0.48%の場合:税引後2,999,128円(税引前3,035,770円)
・利回り0.49%の場合:税引後3,002,298円(税引前3,039,732円)
・利回り0.50%の場合:税引後3,005,270円(税引前3,043,698円)
・利回り1.00%の場合:税引後3,169,538円(税引前3,248,783円)
※23,763円/月✕10年間の積立運用後、8年間の据置運用

このように、パターン②では0.49%辺りが、優劣の分岐点となりそうですね。

考察

学資保険は、公社債中心の運用であるにも関わらず、0.5~0.6%程度の運用ということは、かなり頑張っている方だと思います。

しかし株式型のインデックスファンドに18年積み立てて、この利回りを下回る確率は低いのではないかと思っております。

実際に米国株式インデックスファンドによく使われるS&P500に18年間積み立てた場合の過去のリターンを見てみると、0.5~0.6%を下回るのは163期間中2期間のみで、平均利回りは5.44%でした。
(※1990年1月~2021年6月のうち、163種類の216カ月間のデータより)
下回った2期間も、投資を終了する時期を1カ月後ろ倒しするだけで、学資保険よりもリターンが高くなるという結果になりました。

※その他のデータも以下の記事に記載しています。

【最強のインデックス投資】S&P500の過去データから、リターンと損失の可能性を考えてみた
こんにちは。 本日は、アメリカ株式のインデックス投資として最も有名な1つでもある、S&P500の過去データを元にリターンや損失の可能性を考えていこうかと思います。 既にS&P500に連動する投資信託を購入している...

さらには、米国株式インデックスファンドへ積み立てる金額を全額ではなく一部のみとして、値下がりしている場合は18歳時点ではなく、19歳や20歳で使うように寝かせるという方法もあります。
18歳に到達していなくても、300万円を超えたタイミングで現金に変えてしまうという方法も考えられます。

また細かい点ですが、死亡/高度障害時に残る金額学資保険が300万円の定額であることに対して、投資信託と掛捨死亡保険の組み合わせでは300万円+投資信託残高となるため、いつ時点でも投資信託+掛捨死亡保険が勝利することも、重要ですね。

そのため、個人的には投資信託と掛捨の死亡保険を組み合わせて使います。

※過去のリターンが高くなるからと言って、将来のリターンも必ず高くなるわけではありませんので、ご注意ください。

インデックスファンドに投資する場合にオススメの証券会社

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まとめ

学資保険と投資信託のリターンを比較すると、学資保険はおおよそ0.5~0.6%の利回りが取れることがわかりました。

これを投資信託の運用で上回りそうか、下回りそうか、で選択が決まってくるかなと思います。

その他色々は知識をブログでご紹介していきます。
個別のご相談等は、Twitterまでご連絡いただけますと幸いです。

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