誰でもできる!将来の支出額を予測できる方法

キャッシュフロー

本日は、誰でも簡単に将来の支出額を予測できる方法をご紹介いたします。

少し手間は掛かりますが、ファイナンシャルプランニングをする上で、非常に重要な内容となりますし、誰でもできるように簡易化しています。

実際に私がFP相談で家計を把握する際も、同じ方法を使いますので、ぜひご覧ください。

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直近1年の支出総額を把握する

直近1年の支出額は、「直近1年の手取収入額ー直近1年の貯蓄額」として、計算することが可能です。

例えば、手取収入額400万円/年の会社員が、貯蓄額100万円/年の場合、支出総額は300万円/年になりますよね。

収入額は皆さん手取りから把握できるはずです。
貯蓄額は口座残高から把握できるはずです。

そのため、支出総額を、食費がいくら…と1つ1つ計算していくことは難しいですが、逆算するのであれば、簡単に計算できます

注意点として、天引きで確定拠出年金、持株会、財形貯蓄などにお金を貯めている場合は、その金額を収入額・貯蓄額のそれぞれに追加してください

また天引きで団体保険料など支払いしている場合は、その金額を収入額に追加してください。

支出総額を6種類に分ける

支出総額が計算できたら、
・住宅関連費
・教育関連費
・自動車関連費
・生命保険料
・特別な支出
・その他生活費・娯楽費
に分けましょう。

なぜ分けるかというと、その支出がいつ変化するのか、いつまで続くのか、をわかりやすくするためです。

それぞれ解説します。

住宅関連費

賃貸の場合、
・家賃
・管理費や共益費
・(1年に1回の支払いであれば)更新料、火災保険
などの合計額になります。

持家の場合、
・住宅ローンの返済額
・管理費や共益費
・積立修繕費
・固定資産税
・(1年に1回の支払いであれば)火災保険
などの合計額になります。

2年に1回、もしくは10年に1回など、1回1回の支払いのタイミングが1年より空くものは、
後で説明する「特別な支出」に入れておいてください。

教育関連費

基本的には、子供の教育費になります。
もしご自身の大学や、大学院の費用を払っている場合は、その金額を計算してください。

そのため、
・教育機関への学費
・習い事
・奨学金の返済
などの合計額となるはずです。

自動車関連費

自動車関連の費用ですので、
・自動車ローンの返済
・ガソリン代
・駐車場代(管理費や共益費に含まれる場合は、車を手放したら払わなくて良いなら自動車関連費、手放しても払わなければならないなら住宅関連費に入れてください)
・自動車税
・自動車保険料
などの合計になるはずです。

車検は新車なら2年後、それ以外は3年に一度かと思いますので、特別な支出に入れておいてください。

生命保険料

こちらは広義での生命保険料なので、
・死亡保険料
・医療保険料
・ガン保険料
・就業不能保険料
・学資保険料
・個人年金保険料
などの合計としてください。
(※貯蓄型の保険も、一旦支出に入れてください。)

支払い金額は、保険証券を見ればわかるはずです。
紛失してしまった場合は、各生命保険会社へ問い合わせをして、再発行してもらってください。

特別な支出

1回支払いのに、1年より長い期間が空く支出です。

種類は多いですが、例えば、
・持家購入の頭金
・持家のリフォーム費用
・引っ越し費用
・結婚関連費用
・自動車の一括購入
・一時払いの生命保険の加入
・大きな家具家電の購入
・毎年はしない規模の大きい旅行
などです。

これを抜かないと、次の項目の「その他生活費・娯楽費」が、実態以上に膨れ上がって見えてしまいます。

その他生活費・娯楽費

ここに入るものは、食費、光熱費、通信費、雑費…と、上げれば切りのない費用です。

しかしここの費用の共通点としては、ほとんど一生払い続ける支出であることです。

もちろん、養っている子供が独立したり、結婚・離婚したりと、家族構成が変わることでの変化はありますが、上記5種類の支出と違い、急激に増えたり減ったりすることがない支出です。

例えば、支出総額が300万円/年の家庭があった場合、
・住宅関連費72万円/年(=家賃5万円/月+管理費1万円/月)
・教育関連費30万円/年(=学費1万円/月+習い事1.5万円/月)
・自動車関連費50万円/年(=自動車ローン2万円/月+ガソリン0.5万円/年+駐車場1万円/月+自動車保険4万円/年+自動車税4万円/年)
・生命保険料24万円/年(=死亡保険0.7万円/月+医療保険0.3万円/月+学資保険1.0万円/月)
・特別な支出0円/年
となった場合は、その他生活費・娯楽費が124万円/年(=12万円/月)となります。

6種類の支出がいつ変化するか、いつまで続くか確認する

次に、直近1年間の支出のうち、6種類に分けた支出がいつ変化するのか、いつまで続くかを確認します。

住宅関連費

住宅関連費は、賃貸の場合、住み替えるタイミングで変化します。

家族構成の変化や、収入水準の変化により住替えが発生すると思いますので、それを考えておきます。

また持家の場合は、住宅ローンの完済のタイミングで、大きく年間支出額が下がるでしょう。

返済途中は、固定金利で借りていれば考慮しなくて良いですが、変動金利で借りているのであれば、金利上昇したパターンも考慮しておいても良いでしょう。

教育関連費

教育関連費は、進学や卒業のタイミングで大きく変化します。

子供の教育資金の場合、公立学校に進学するか、私立学校に進学するかで大きく変化するため、どういう進学プランになりそうか、予め考えておきましょう。

無難に考えるのであれば、受験が必須になる高校以降は私立の学費を見込んでいくのが良いかとは思います。

またご自身の奨学金の返済がある場合は、いつまで返済するのか、確認しておきましょう。

自動車関連費

自動車関連費は、住宅費と同様に、ローンの完済で大きく支出額が変化します。

また個人差はありますが、買い替えも発生するので、一括購入するのか、ローンを組むのかで、将来の年間支出額は変化します。

一方で住宅と異なる点は、高齢により手放す場合があることです。

地域柄などにも左右されると思いますが、70歳もしくは75歳程度で、支出がなくなる可能性が高いのではないでしょうか。

生命保険料

生命保険料は、契約内容によって変化します。

死亡保険などは、10~20年満期や、60~65歳満期となっており、支払終了日が決まっているケースが多いかと思います。

また大手日系生保に多い10年満期といった契約は、更新をするケースもあるので、更新後の保険料も知っておいたほうが良いでしょう。(※年齢にもよりますが、2~3倍程度になります。)

医療保険やガン保険は、一生涯払い続けるものもあれば、支払い終了日が決まっているケースもあるかと思います。

学資保険などは、子供が10~18歳の時まで、という場合が多いかと思います。

いずれにおいても、保険証券に記載されていますので、確認してみてください。

特別な支出

特別な支出は、種類は先程の通りですが、発生タイミングや金額は人それぞれでしょう。

それなりの大きさのライフイベントになっているケースも多いと思いますので、見込みを立てておき、それに向けて資産形成をしておきましょう。

その他生活費・娯楽費

その他生活費・娯楽費は、先程の記載の通り、大きく変化はしないでしょう。

一般的には、子供が独立して夫婦に戻ったら、子供を養っていた頃の70%程度の支出になると言われておりますが、浮いた支出の分娯楽費が増えるケースもありますので、一般論にとらわれず皆さんの希望にあった金額に設定していくのが良いかと思います。

最後に

いかがでしたか?

ご自身の将来の支出額を把握することは、将来のキャッシュフローを把握することにも繋がりますので、ぜひ一度整理してみてください。

「自分1人だと整理が難しい!」という場合には、私までご相談いただければ幸いです。

その他色々は知識をブログでご紹介していきます。
個別にご相談も受けれますので、Twitterまでご連絡いただけますと幸いです。

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