【公的就業不能保障】障害年金はいくら貰えるの?

社会保障制度

本日は、障害年金がいくら貰えるのかを解説していきます。

具体例も上げつつ、できるだけわかりやすく解説しましたので、是非ご覧ください。

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そもそも障害年金とは?

障害年金の受給要件は簡単に言うと、以下の通りです。

<障害年金の受給要件>
・加入状況:障害の原因である病気/怪我で病院に行った日に国民年金/厚生年金に加入している
・障害状況:障害状態になり1年半が経過している、もしく障害の症状が固定している
・保険料納付状況:年金保険料をきちんと納付している(納付できない状況でも免除申請している)

加入状況について例を上げると、会社員の場合、病気や怪我で働けなくなり休職をしたものの、休職期間中に退職をしても、障害厚生年金を受け取ることができるということになります。

障害状態について例を上げると、腕に障害を持った場合、腕の麻痺であれば治る可能性がありますが、1年半経過すると流石に回復する可能性が低いと判断され、障害年金を受給できます。
また仮に腕を切断しなければいけない状態になった場合、新しい腕が生えてくることはありませんので、1年半の経過を待たずに、障害の症状が固定されたとして、障害年金を受給できます

保険料納付状況についてはきちんと納付していれば問題ありませんので、詳しい解説は省きます。
就業不能状態などで保険料を納付できない場合には、必ず免除申請を行いましょう。

障害年金に関する詳しい内容は以下のページをご覧ください。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150514.html
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-02.html

障害年金の受給金額

障害年金の受給金額をまとめると、以下の通りになります。

自営業であれば基礎年金のみです。会社員であれば厚生年金も受け取れる方がほとんどです。

金額については、基礎年金は記載の通り定額で、厚生年金は収入比例です。

例えば年収500万円の会社員で45歳以下(=保険料納付期間が25年以下)、かつ子供が2人の場合だと、具体的な障害年金の受給金額は以下の金額となります。

1級であれば約20.8万円/月、2級であれば約17.8万円/月が受給できます。結構貰えますね。

一方で3級であれば約5.7万円/月なので、かなり金額は少なくなります。

障害年金の障害等級表

障害年金の受給金額がわかりましたので、障害が具体的にどの程度であれば、1~3級になるのかを確認していきましょう。

詳しくは以下のページをご覧ください。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/ninteikijun/20140604.html

一部抜粋すると、例えば腕や目なら以下の通りです。

<腕の障害による障害等級目安の例>
・1級:両腕に著しい障害がある、両手の指が全て動かない状態
・2級:片腕に著しい障害がある、両手の親指と人差し指or中指に著しい障害がある
・3級:片腕の肩or肘or手の関節のうち2つが動かない、片手の親指と人差し指に著しい障害がある
<目の障害による障害等級目安の例>
・1級:メガネやコンタクトレンズを付けた矯正視力で、両目の視力が0.04以下
・2級:〃、両目の視力が0.05以上0.08以下
・3級:〃、両目の視力が0.1以下

一般的には、1級は1人で日常生活を送れないレベル、2級は働けないレベル、3級は働くことに制限が掛かるレベルと言われています。

まとめ

障害年金は年金保険料をきちんと納付している方に給付される就業不能保障です。
自営業なら約6.5万円/月、会社員(年収500万円)なら約5.7~15.2万円/月受給可能です。

民間の生命保険会社で就業不能保障を検討する際は、この保障をベースにして、そもそも民間の保険に加入すべきかどうか、加入する場合は保障内容をどうするか、を考えましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

その他色々は知識をブログでご紹介していきます。
個別のご相談等は、Twitterまでご連絡いただけますと幸いです。

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