【会社員にもできる最強の節税】確定拠出年金/iDeCoとは?メリット・デメリットを徹底解説

iDeCo

本日は、確定拠出年金やiDeCoの内容やメリット・デメリットの解説を行っていきます。

名前だけは聞いていて気になっている人も多いかと思いますので、ぜひご覧ください。

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確定拠出年金とは?

確定拠出年金とは、退職金の積立の制度のことです。

昔からある退職金の制度は確定給付年金といい、その名の通り給付される金額が確定していた退職金の制度でした。そのため確定給付年金では、積立金額は企業が独自に決めていた形となります。

例えば「60歳で1,000万円給付もしくは65歳から5万円/月を20年間給付」といった内容が確定給付年金です。

一方で確定拠出年金は、その名の通り積立てられる金額が確定している退職金制度です。反対に給付金額は確定していません。

例えば「60歳まで1万円/月を積み立てる」といった内容が確定拠出年金です。

何故昔からある確定給付年金のみではなく、確定拠出年金が誕生したのかを説明します。

昔は国債の金利が高く、安定運用でお金が増やせていたのですが、今は国債の金利が低く、株式などリスクを取って運用でないとお金が増えない状況です。

しかし会社が株式などリスクを取った運用で社員の退職金を準備することができないため、「掛け金だけ出すから自分で運用してね」という制度として確定拠出年金が誕生しました。

また英語名で確定拠出年金Defined Contribution Pensionとなるため、略称でDCと書かれることが多いです。

反対に確定給付年金の英語名はDefined Benefit Pensionとなるため、略称でDBと書かれることが多いです。

iDeCoとは?

会社の中に制度が含まれる確定拠出年金を、確定拠出年金の中でも企業型確定拠出年金(企業型DC)と呼びます。

反対に、個人が銀行や証券会社で加入する確定拠出年金を個人型確定拠出年金(個人型DC)といい、個人型確定拠出年金を愛称で「iDeCo」と呼びます。

ちなみに、iDeCoという名前は、一般応募で決められたようです。

個人型確定拠出年金の愛称が「iDeCo(イデコ)」に決定しました |報道発表資料|厚生労働省
個人型確定拠出年金の愛称が「iDeCo(イデコ)」に決定しましたについて紹介しています。

確定拠出年金のメリット

メリット①:積立金額に応じて毎年の所得税・住民税が減る

確定拠出年金のメリットの1つ目は、積立金額に応じて毎年の所得税・住民税が減ることです。

専門用語を使うと「掛金が所得控除になる」と言います。

住民税は年収に限らず一定ですが、所得税は年収によって変わりますので、節税額も年収によって変化します。

以下はそれぞれの年収毎に1万円/月(=12万円/年)積み立てた場合の節税額の参考値です。

節税額は扶養控除や、生命保険料控除、住宅ローン控除など様々な要因で変化をするため、あくまで参考値としてご覧ください。

<年収毎の確定拠出年金による節税額>
・450万円未満:18,000円/年
・450万円以上:24,000円/年
・650万円以上:36,000円/年
・1,100万円以上:39,600円/年
・1,300万円以上:51,600円/年
・2,300万円以上:60,000円/年
・4,500万円以上:66,000円/年
※1万円/月の積立ての場合

最低でも18,000円/年、つまり1,500円/月の節税になるため、実質8,500円/月の掛金で10,000円/月が貯蓄できていることになります。

非常にお得な制度と言えるでしょう。

メリット②:お金を取り出した時の課税額が、給与や事業の収入への課税に比べて非常に少ない

確定拠出年金の2つ目のメリットは、お金を取り出した時の課税額が、給与や事業の収入への課税に比べて非常に少ないことです。

一括で受け取ったときは退職金として、分割で受け取った時は公的年金として税金が処理されます。

特に退職金として受け取った時の節税幅が大きいです。

30年間積立てた確定拠出年金を一括で受け取った場合、1,500万円までは非課税で受け取ることができます。

詳しくは以下の厚生労働省のページの「3 退職所得控除額の計算方法」をご覧ください。

No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得)|国税庁

1,500万円を給与として受け取った場合、所得税と住民税だけで300万円強の課税となるため、退職金で受け取ることは非常に合理的です。

ここまでの内容を振り返ると、メリット①で説明したように積立金額にも課税されず(言い換えると課税前の金額から貯蓄ができ)、メリット②で説明したように取り出した時にもほとんど課税されないです。

誤解を恐れずに言えば、合法的な脱税とも言えるでしょう。笑

メリット③:運用益や金利に対する課税がゼロ

確定拠出年金のメリットの3つ目は、運用益や金利に対する課税がゼロであることです。

通常、運用益や金利に対しては、約20%の課税がされます。
(※正確には20.315%の源泉分離課税です。)

もちろん普通預金の金利も、課税後の金額が振り込まれています。

例えばゆうちょ銀行の普通預金の金利は0.001%ですので、100万円預けていた際には10円/年の金利となりますが、2円引かれた8円が口座に振り込まれます。

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

確定拠出年金のデメリット

デメリット①:60歳まではお金を取り出せない

確定拠出年金のデメリットの1つ目は、60歳までお金を取り出せないことです。
また60歳であっても積立期間が10年未満の場合、10年間積み立てる日まで取り出すことができません。

そのため、確定拠出年金は老後のための資産形成(≒退職金)を目的とした資産形成にしか使うことができません。

その代わりに、上述のメリット3つを享受することができます。

一応取り出すことが絶対にできない訳ではないのですが、取り出すことができる条件は非常に厳しいです。

デメリット②:積立金額に上限がある

デメリットの2つ目は、積立金額に上限があることです。

その上限は就労状況によって変化し、それぞれ以下の通りです。

<確定拠出年金の積立金額の上限>
・自営業:6.8万円/月 ※国民年金基金等と合算
・会社員(企業型DCあり&企業型DBなし):5.5万円/月 ※うち個人型は2.0万円/月まで可能
・会社員(企業型DCあり&企業型DBあり):2.75万円/月 ※うち個人型は1.2万円/月まで可能
・会社員(企業型DCなし&企業型DBあり):1.2万円/月
・会社員(企業型DCなし&企業型DBなし):2.3万円/月

とは言え、上記で充分な資産形成はできると個人的には思います。

これでも足りないと思う場合には、つみたてNISAも活用されるのが良いでしょう。

【金融庁の最高傑作】つみたてNISAとは?メリット・デメリットを徹底解説
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まとめ

確定拠出年金(うち個人型のiDeCo)は退職金の資産形成として、非常に有効な制度となっております。

メリットは以下の3点です。

<確定拠出年金/iDeCoのメリット>
・掛金が所得控除になり、毎年の所得税と住民税が削減できる
・受取時は退職金or公的年金として課税され、給与所得に比べて課税額が非常に軽減できる
・運用益や金利収入に対する課税がゼロ

デメリットは以下の2点です。

<確定拠出年金/iDeCoのデメリット>
・最低10年の積立期間が経過するまで、かつ60歳になるまでお金の引き出しができない
・掛金に上限がある

私は勤め先の企業型確定拠出年金と、SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の2つに加入していおります。

SBI証券のiDeCoは手数料が安くて運用成績の良いファンドを数多く選べるため、オススメです。

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最後に

いかがでしたでしょうか?

確定拠出年金は節税メリットが大きく、非常に有効な資産形成の制度です。

ただし60歳まで取り出せないというデメリットもあるので、「自分の場合いくらまでやってよいのか?」と迷われましたら、個別相談のお申し込みをしていただければと思います。

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